イングリッシュブルーベルがきれいに咲いている頃にドリプレガーデンにやってきたから、ベルちゃん。
まだ幼さが残るマリーちゃんの3人の子供たちの末娘でした。
雨が降るガーデンに一週間も取り残されたマリーちゃんとその3人の子供たち。
ベルちゃんはその中でもいつもマリーちゃんの後を追いかけていた、いちばんのビビリ猫でした。
3人の子供たちのうちお兄さん2人は、すぐ里親として優しい家族の方にもらわれていきました。
でもね、ベルちゃんまでマリーちゃんと引き離してしまうのはなんだかかわいそうな気がして、ベルちゃんだけマリーちゃんと一緒に暮らしてもらおうと思ったのでした。
そういえば、前回、マリーちゃんの名前のいわれを書くのを忘れてしまいました。
ローズマリーが咲く季節にやってきたから、マリーちゃんなのです。
マリーちゃんは若かったせいか、自由奔放というか、ベルちゃんのことをほったらかし、なのね(T-T)
そんなマリーちゃんのあとをいつも追いかけていたベルちゃん。
そのせいか、ベルちゃんは、他の猫や、ましては人間にはなついてくれません。
マリーちゃんのそばにいるのが幸せで、一人で他の猫と遊んだしているのを見たことがありません。
人が近づくだけでさっと逃げてしまいます。
そんなベルちゃんなのですが、この頃、少しずつ独り立ちしてきたようです。
ついこの間までは絶対にカフェの中には入らなかったのに、この頃はカフェの中でよく見かけるようになりました。
マリーちゃんが、人が大好きで、カフェの中に入っては、お客様に「膝ピョン」するのを見て、心が少し溶け出したのでしょうか。
ガーデンでも、他の猫たちとも、ほんの少しコミュニケーションが取れるようになってきたようです。
もし、ガーデンでベルちゃんを見かけたら、声をかけてみてください。
まだ、僕もほとんど触ったことがないのですが、お客様ならもしかして大丈夫かも。
でもね、まだまだ、マリーちゃんのそばに付いてまわっているのですね。
もう少し時間がかかるかなあ。
次回は、僕たちの人生を変えた猫、モイちゃんです♪
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