猫たちから直接、聞いた話しですが、2018年はとてもいい年だったようです。
以下、いまや長老となった、チロの奥さんタマちゃんからのご挨拶です。
こんにちは。タマです。
私もこのドリプレの森に来てから、いつの間にか10年が過ぎてしまいました。
いまではすっかり長老なんて、言われてしまって、なんだか今年お亡くなりになったメイさんに申し訳ないですねえ。
夫のチロが旅立ってから、女手ひとつで3匹の子供たちを育ててね。
そのうち、男の子が二人、都会に出て行ったきりで・・・(涙声)
それでも、末娘のハーマイオニーがたまーに、といっても2年に一度くらいですけどね、
戻ってきてくれるのが、うれしくて、うれしくてねえ。
え、私の身の上話じゃないって、そうそう、そうですね。
本当にこの一年、ドリプレの猫たちは、たくさんのお客様のお世話になりました。
みんなに代わって、お礼申し上げます。
それはねえ、これだけの猫たちが集まれば、小さな事件や問題やいざこざはありますけどね。
特に今年の薔薇の季節にやってきたばかりだというのに、
オルちゃんは、アユちゃんやシカちゃんといった女の子を追いかけまわして、本当に困ったものです。
カフェスタッフからもお客様のテーブルに乗ってはイタズラばかりと私に相談に来ました。
レアちゃんもねえ、まだ子猫を卒業したばかりなのに、お父さんのオルちゃんに似て、お転婆なんです。
マリーちゃんやベルちゃん親子、コジジやリリーも、よくがんばっていましたねえ。
お客様からの評判も上々でした。
わたしはね、コモイさんがオルちゃんやレアちゃんの抑止力になっている気がしているんですよ。
あの子は、ンモオなんて、牛のように鳴いているけど、案外、まわりの空気をやわらかい雰囲気にしてくれのですね。
ただね、ひとつ気がかりがあって、それは、週末になるとやってくる、ニャジラさんのことなんです。
コモイさんは、ニャジラさんが苦手なんですね。夫チロの大親友だった猫で、本当はいい猫なんですけどね。
いっけん、コワモテで、猫仲間とも少し打ち解けづらいところがあるんです。
でも私はニャジラさんが本当はいい猫だって知っています。
夫のチロが生前、ニャジラさんのことを外見に似合わずいい奴なんだよ、って口癖のように言っていましたから。
なんだか、長くなってしまいました。
私はいつも他の猫たちと距離をおいているので、関係がよく見えるんです。
それにしても、みんな、幸せな猫たちよね。
たくさんの猫募金やクリスマスプレゼント、お年玉までいただいて・・・。
そんな猫、どこの世界見渡したって、いませんよ。感謝しなさいよ、みんな。ちょっと、コジジ、聞いてんの。
たくさんのお客様からこんなに愛されている猫たちは、そうはいませんよ。
繰り返しになりますが、私から、くれぐれもお客様にお礼を申し上げます。
この一年、本当にありがとうございました。
来年も、猫スタッフ一同、お客様からもっと愛されるようがんばりますね。
PS そういえば、夫さんが言っていましたが、「人生は猫である」は、来年、ガーデンがオープンする3月から再開するそうです。
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